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【独学】色彩検定1級の勉強方法!(学習用シートも公開)

色彩検定1級

色彩検定1級

こんにちは。

今回は色彩検定1級の勉強方法についてまとめます!

是非、これから受験を考えている人がいたら参考にしていただければ。

 

色彩検定を知らない場合は以下で紹介しています。

it-crossover.hatenablog.jp

目次

  •  色彩検定1級とは?
  •  どのように勉強すれば良い?

  

色彩検定1級とは?

色彩検定の中でも最も難易度の高い級になります。

2級や3級と比較して大きく異なる点は、

1. 1次試験及び2次試験に分かれており、受験出来るのは年1回のみ

2. 暗記が多い

3. カラーカード(新配色カード199a)を試験で利用する(2次試験のみ)

 

学べる&身につくことは、以下になります

1次試験

  • 歴史や色彩調和論
  • 色の知覚や表示
  • ファッション、プロダクト、エクステリア等における色彩計画のプロセス

2次試験

  • 視感測色
  • JIS慣用色の背景と配色
  • ファッション、プロダクト、エクステリア等における配色

1次試験においては、1級テキストの範囲からの出題となりますが、2次試験は全ての級の知識がないと厳しい試験となります。いずれにせよ、2級・3級の知識を身に着けておく必要があります。

 

どのように勉強すれば良い?

私の勉強方法を紹介します(反省も踏まえて!)。

ちなみに、1次試験は、106問中100問(94%)正解し合格しました。勉強期間は約1ヶ月。2次試験は自己採点は出来ませんでしたが、無事合格しました!

勉強時間は3週間です。なので、勉強期間としては最低2ヶ月は見積もったほうが良さそうです。

 

やったことは、以下になります。

1次試験

1. オンライン学習サイト「オンスク」で2級・3級を復習(1週間)

2. 参考書兼問題集を3周する(2週間)

3. 過去問を3年分解く(1週間)

4. 公式テキストを2周する ※時間が足りなくて出来ませんでした

2次試験

1. 過去問やネットで出題範囲を分析し、暗記用資料を作成(1〜2週間)

2. 暗記用資料を使って暗記(1週間)

3. 過去問を3年分解く(〜1週間)

 

では1次試験対策から説明していきます!まずは、1次試験から

 

独学で合格!1次試験の勉強方法

1. オンライン学習サイト「オンスク」で2級・3級を復習

オンスクで3級、2級の問題を復習しました。

onsuku.jp

過去の記事でもありますが、オンスクはオンライン学習で「ウケホーダイ-スタンダード月額 1,480円」のサブスクリプションを選択し、2級3級の動画講義や問題を繰り返し学びました。2級合格後から1年経っていたので、思い出すために利用しました。

 

2. 参考書兼問題集を3周する

色彩検定2級では、オンスクで学べましたが1級については用意されていませんでした。そのため、メルカリにてヒューマンアカデミーの「色彩検定1級問題集 改訂二版」を購入しました。問題集と書いてありますが、参考書がメインで分野ごとに問題が設けられています。この1冊で完結します。

色彩検定1級問題集 改訂二版

色彩検定1級問題集 改訂二版

 

ただし、入手困難なので別の参考書でも良いかと思います。

合格のカギシリーズ  色彩検定1級 公式テキスト対応 参考書

合格のカギシリーズ 色彩検定1級 公式テキスト対応 参考書

 
合格のカギシリーズ  色彩検定1級1次 公式テキスト対応問題集

合格のカギシリーズ 色彩検定1級1次 公式テキスト対応問題集

 

 

3. 過去問を3年分解く

2級・3級と同じく公式から問題集が発売されています。試験内容は、毎年傾向が似ているので、過去問は絶対に解きましょう。そして、間違った箇所は確実に理解・暗記しておきましょう。3周ほどすれば、間違いないかと思います。ちなみに、2級・3級は問題集が統合されてしましたが、1級問題集は単体のみで販売されています(1次試験・2次試験の問題が収録)

色彩検定過去問題集2018年度1級

色彩検定過去問題集2018年度1級

 
色彩検定過去問題集2017年度1級

色彩検定過去問題集2017年度1級

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: AFT企画
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
色彩検定過去問題集2016年度1級

色彩検定過去問題集2016年度1級

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: A・F・T企画
  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

4. テキストを2周読む

自分は時間が足りずに出来ませんでしたが、公式テキストを読んでおくことをおすすめします。

A・F・T色彩検定公式テキスト1級編 (2020年1月改訂予定)

A・F・T色彩検定公式テキスト1級編 (2020年1月改訂予定)

 

 

独学で合格!2次試験の勉強方法

1. 過去問やネットで出題範囲を分析し、暗記用資料を作成

過去問やネットの情報を見てどのような問題が出たのかを分析して、学ぶべきことを明確にしました。その後、Googleスプレッドシート(オンラインで使えるエクセルのようなもの)にまとめました。スプレッドシートGoogleアカウントがあれば誰でも無料で利用できます。

ざっと、試験内容についてまとめると

1. 視感測色問題:自分の目で見て、明度や彩度の近い色の間に、色の貼り付けを行います。問題冊子の端に6つの色が印刷されており、これらをはさみで切り取り、問題冊子にのりで貼り付けるという問題です。視感測色のトレーニングは以下のアプリが良いらしいです。

彩独 2

彩独 2

  • Lonely Few LLC
  • ゲーム
  • 無料

apps.apple.com

play.google.com

2. JIS慣用色と配色:JIS慣用色の背景が問題に記載されているので、そのヒントを元に対応するJIS慣用色および類似したPCCS値を記入します。さらに、指示された配色技法で色を選んでいきます(頭の中で)

3. 色のイメージと配色:指示された色のイメージ(エレガント、シック、ウォームナチュラルなど)と対応する配色イメージを選択し、与えられた配色技法を元に色を選んでいきます。

4. 色彩計画のプロセスと配色:1級で出題された色彩計画のプロセスの穴埋め問題に加え、指定されたトーンのイメージ(生き生きした、女性的な、若々しいなど)から与えられた配色技法を元に色を選んでいきます。

 

言葉だけだと伝わりにくいので、実際に過去問を購入し確認してみてください。

 

2. 暗記用資料を使って暗記

学習にあたり、内容をまとめたシートは以下になります。

※あくまでも自分で作ったものなので、内容が間違っている可能性があります。利用する際は必ず正しい内容かどうかご確認ください!

docs.google.com

 

3. 過去問を3年分解く

必ずやりましょう。毎年傾向がかなり似ています。 

 

以上になります。

是非、学んで人生に役立ててください!